【講師対談】発達特性のある小中学生への教育を考える③

第3部:すばるゼミで一緒に働いてくれる人たちに向けて


「発達特性の知識より、“一緒に喜べる”気持ちが大事」

―最後に、これからすばるゼミで働くかもしれない方へ、メッセージをお願いします。


中山:発達特性や不登校支援に詳しくないとダメなのでは…と心配される方もいると思いますが、研修やOJTがありますし、最初は授業見学からスタートできます。

それよりも大事なのは、

- 子どもの小さな成長を一緒に喜べること

- うまくいかないときも、「この子なりのペースがある」と受け止められること

だと感じています。

知識やスキルは、あとからいくらでも身につきます。一人で抱え込まず、チームで相談しながら関われる方と一緒に働きたいですね。



「子どもたちの“将来”へのファーストステップを担う仕事」

澄井:すばるゼミは、「発達特性のある子どもの就労・自立のファーストステップを担う場所」という思いでスタートしました。


今は小学生・中学生でも、いつかは社会に出ていきます。そのときに必要になるのは、

・基本的な読み・書き・計算の力

・自分の気持ちをことばにする力

・人と関わりながら生活していく力

です。


私たちの仕事は、目の前のテストの点だけでなく、その子の「これからの人生」にかかわっていく、とてもやりがいのある仕事だと思っています。

発達特性のある子どもたちの「わかった!」「できた!」の瞬間を一緒に喜びながら、安心できる居場所をつくってくださる方に、ぜひ仲間になっていただきたいです。


おわりに:講師の募集と見学・応募について

すばるゼミは、現在2年目。小学生から中学生のお子さんが40名通っています。

大変ありがたいことです。


2025年11月末の現在、

・発達特性のある小中学生への学習支援

・コミュニケーションで必要となるSST(ソーシャルスキルトレーニング)

に共感し、一緒に教室づくりをしてくださる非常勤講師の方を募集しています。


教室の雰囲気は、公式HPやブログ、Instagramからもご覧いただけますが、「実際の授業を見てみたい」「もう少し詳しく話を聞きたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。


▶ 採用情報に関するお問い合わせは、公式HPのお問い合わせフォームから

https://subaruzemi.com/


澄陽学園 すばるゼミ

教室長 澄井 俊哉(すみい としや)

相模女子大学附属小学校で教師及び副校長を歴任。

退職後、すばるゼミ設立プロジェクトを共に立ち上げ、教室長として携わる。

中山 貴仁(なかやま たかひと)

学びの多様化学校にて、教員として従事。

すばるゼミ設立の話を聞きつけ、設立より教室運営に携わる。

コミュニケーション向上のための中学生CSUクラスに力を入れる、元気いっぱいたかじん先生。


たかじんリール動画、Instagramで大好評配信中!

澄陽学園  すばるゼミ

不登校・グレーゾーン・LDのための学習塾、すばるゼミの運営ブログです。 保護者の方へのお知らせやすばるゼミの取り組みをご紹介していきます。

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