すばるの授業「今、どれぐらいわかっている」

こどもたちは、学習理解に自信がなくても、「どう、わかったかな?」と教師が聞いてしまうと、反射的にうなずいてしまうことがあります。けれども、なかなか「わからない」とは言えないものです。

そこで、授業では下の写真のようなカードをつくえの上において授業をするようにしています。

子どもたちに「ここまでどう?」と聞くと、このカードを指さして、意思表示をしてくれます。


算数の、時間と時こくの勉強のなかで、「1時間前」「1時間後」がわからないお子さんがいました。

最初は「ぜんぜんわからない」を指差していました。

そこで、教え方を変えて、図を描き直しながら、わかってもらえるようにがんばりました。


最後は、「わかった」を指差してくれました。

先生と子どもでお互いに、にこりとできる瞬間でした。



澄陽学園  すばるゼミ

不登校・グレーゾーン・LDのための学習塾、すばるゼミの運営ブログです。 保護者の方へのお知らせやすばるゼミの取り組みをご紹介していきます。

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