こどもたちは、学習理解に自信がなくても、「どう、わかったかな?」と教師が聞いてしまうと、反射的にうなずいてしまうことがあります。けれども、なかなか「わからない」とは言えないものです。
そこで、授業では下の写真のようなカードをつくえの上において授業をするようにしています。
子どもたちに「ここまでどう?」と聞くと、このカードを指さして、意思表示をしてくれます。
算数の、時間と時こくの勉強のなかで、「1時間前」「1時間後」がわからないお子さんがいました。
最初は「ぜんぜんわからない」を指差していました。
そこで、教え方を変えて、図を描き直しながら、わかってもらえるようにがんばりました。
最後は、「わかった」を指差してくれました。
先生と子どもでお互いに、にこりとできる瞬間でした。
0コメント