『心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話』を読んだ

すばるゼミ運営代表ブックレビュー 

『心と行動がよくわかる 図解 発達障害の話』を読んだ

職場や学校にはいろいろな個性を持った人がいます。


100人いれば100人の個性があって当然。

しかし、

相手の気持ちを察することができない人

文脈や行間を読み取ることができない人

約束や期日を守れない人

忘れ物や単純ミスを頻発してしまう人

など。


発達障害という言葉が広まるにつれて、

実際に発達障害を診断できるのは医師のみで

しかもその中でも、小児精神科医・児童精神科医・精神科医

などの専門の医師だけなのにもかかわらず

様々な特性を持つ人に対して、

「あの人は発達障害かも?」

と勝手に決めつけてしまうケースがあります。


 すべての人が同じように脳の機能がバランスよく発達するわけはなく、

偏りや強弱があるのは当然。

一般的に社会生活を送っている人の中でも

いろいろと得意・不得意もあるし、

ある仕事が向いている人もいれば

ある仕事が向いていない人もいます。

性格や趣味嗜好、さらには運動能力など同じように、

お互いが相手の特性を理解しあって

相互に正しい理解と配慮をすることができれば

もっとやさしくどんな人にも生きやすい世の中になるのかもしれません。


発達障害について概要を分かりやすく解説してくれている良書でした。

1 そもそも「発達障害」ってなんだろう?

2 発達障害の子どもによくある症状&対処法

3 発達障害の人が見ている世界


タイトル:図解心と行動がよくわかる発達障害の話

著者:湯汲英史

出版社:日本文芸社


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