『障害や生きづらさのある子が生涯受けられる支援やサービスの上手な使い方』を読んだ

 すばるゼミ運営代表ブックレビュー

『障害や生きづらさのある子が生涯受けられる支援やサービスの上手な使い方』を読んだ

日本の障害者福祉の制度は、学べば学ぶほど世界的に見て一定のレベルに達していることがわかる。

しかし、様々な法律や専門家が関わっていることで、支援を必要としている人だけではなく事業者にとってもなかなか全体像を理解することは難しい。



 また、障害の種類や程度は多種多様。

そのため個々のニーズに合ったきめ細やかな支援が必要。

これが十分に行われるためには国や行政の役割だけではなく、①社会的な理解を深めていくことや、②強い経営技術と基盤を持った民間の事業者の参入を促すことなど、まだまだ必要なことはたくさんあるように感じる。


本書は、障害者福祉における一生涯にわたる支援やサービスを俯瞰してみることができる良書。

レイアウトや構成も非常に読みやすくわかりやすい入門書である。


第1章 家族の障害や生きづらさに対する理解と支援

第2章 関係する専門職 ~プロフェッショナル達を知ろう~

第3章 門機関 ~組織・施設を知ろう~

第4章 法的・経済的支援の活用 ~制度・サービスを知ろう~

第5章 親亡き後の制度やサービス

第6章 事例紹介 ~ライフステージを俯瞰~

第7章 親亡き後の親心


タイトル:障害や生きづらさのある子が生涯受けられる支援やサービスの上手な使い方

著者:弁護士法人AURA

出版社:‎秀和システム


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