すばるゼミ運営代表ブックレビュー
『マンガでよくわかる! 発達障害の人が見ている世界』を読んだ
いろいろな人を見ていると
起業家や経営者の中には発達障害的な特性を持つ人が少なくない。
・明るく人より活動的で行動的
・常に新しいものを求める創造性
・同じことの繰り返しができる同一性
など
個性として自分の特性を活かして活躍している人が多い。
こういう人たちは、その特性を「強み」として理解していることも多い。
発達障害が脳機能の特性なのであれば
周囲の人と本人とがゆっくりと理解を深めていくことで
ストレスの少ない社会的な自立に向かって進む可能性が高まるはずだ。
そういった意味では、本書のようなわかりやすい本を入り口にして
多くの人が理解を深めていくことによって、
理解不足が原因になった二次障害が起こらないように
対策を取っていくことが必要だと感じる。
精神科医の先生が書かれた本のマンガ版。
非常にわかりやすくて読みやすい本でした。
第1章 コミュニケーションの困りごと
第2章 行動の困りごと
第3章 発達障害の取り柄と強み
タイトル:マンガでよくわかる!発達障害の人が見ている世界
著者:岩瀬利郎
出版社:アスコム
澄陽学園 すばるゼミ
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